警備の知恵袋

Security Knowledge

夜間工事の警備|昼間との違いと注意点

交通量の少ない深夜帯に集中して工事を行う「夜間工事」は、広島市内の幹線道路を中心に多く実施されています。 昼間の工事と比べて制限の少ない時間帯での施工が可能ですが、警備面では特有のリスクと課題があります。 今回は夜間工事における警備の特徴、昼間との違い、そして発注前に知っておくべき注意点を解説します。

夜間工事警備の特徴

夜間(概ね20時〜翌6時)の工事では、以下のような特徴があります。

  • 交通量が少ない:昼間に比べて車両の往来が少なく、工事自体は効率よく進む
  • スピード超過が多い:交通量が少ないため、ドライバーがスピードを出しやすい環境になりやすい
  • 視認性が低下する:周囲が暗いため、工事区域への注意が遅れることがある
  • 警備員の疲労が大きい:夜間の長時間勤務は体力・集中力の消耗が昼間より速い

特に「視認性の低下」は重大な事故につながりやすいため、夜間工事では昼間以上の照明・反射材の確保が不可欠です。

なぜ夜間に工事を行うのか

夜間工事には、昼間にはないメリットがあります。 最大の理由は、交通量の少ない時間帯に作業することで、渋滞を最小限に抑えられる点です。 交通量の多い幹線道路や市街地では、昼間に車線を規制すると大渋滞を招くため、あえて夜間に集中して工事を行います。 また、日中に営業している商業施設まわりの工事も、影響を避けるために夜間に行われることがあります。

夜間工事が多い現場

  • 交通量の多い国道・主要幹線道路の舗装・補修
  • 市街地の上下水道・ガスなどの埋設工事
  • 商業施設・店舗まわりの工事
  • 鉄道・高速道路に関連する工事

広島市内でも、幹線道路を中心に夜間工事が数多く行われています。

昼間工事との違い

昼間と夜間では、警備業務の内容や必要な装備、そして料金体系が異なります。

視認性の違い

昼間は自然光があるため誘導員の姿が遠くからでも確認できますが、 夜間は照明のない場所では警備員がほぼ見えない状態になります。 そのため、LED誘導棒・高輝度反射ベスト・保安灯の使用が必須となります。

料金の違い

夜間警備は昼間より単価が高く設定されています。 特に22時〜翌5時の深夜帯は労働基準法上の深夜割増(25%増)が適用されます。 また夜間工事は体力的負担が大きいため、警備会社によっては夜勤手当が別途設定されています。

体力負担の違い

夜間は気温が下がることも多く、冬季は特に寒冷環境下での長時間立哨となります。 集中力の維持も難しく、交代制での勤務体制が重要になります。

夜間工事の料金目安:広島での夜間工事警備(22時以降含む8時間)の1名あたり費用は27,000〜35,000円程度が相場です。深夜帯のみの工事では、入り時間・上がり時間によって計算が異なるため、事前に見積もりを取得することをお勧めします。

夜間警備で必要な装備

夜間の安全を確保するために欠かせない装備を紹介します。

  • LED誘導棒(赤色点滅):遠方のドライバーに存在と合図を伝える基本装備
  • 高輝度反射ベスト:車のヘッドライトを反射し、警備員の存在を遠方から知らせる
  • ヘルメット(反射テープ付き):上方からの視認性を高める
  • 保安灯(点滅式):工事区域の境界を明示し、車両の誤進入を防ぐ
  • LED矢印板(誘導灯):迂回方向を示し、スムーズな交通誘導を可能にする
  • 懐中電灯・ヘッドライト:足元の安全確保や書類確認のために必要

発注時の注意点

夜間工事の警備を依頼する際は、以下の点に注意してください。

  • 余裕を持った依頼:夜間対応できる警備員の確保には時間がかかる場合があるため、少なくとも1週間前には相談を
  • 資機材の手配確認:保安灯・矢印板などの資機材は発注側が用意するのか、警備会社が用意するのかを事前に確認
  • 複数名体制の検討:長時間の夜間工事では休憩交代のために複数名配置が望ましい
  • 連絡体制の整備:夜間は担当者が不在になりやすいため、緊急連絡先を明確にしておく
SAIZEN警備保障株式会社では、夜間工事に対応した警備員の派遣と資機材の手配が可能です。広島市内・周辺エリアの夜間工事についてもお気軽にご相談ください。

夜間に警備員自身を守る対策

夜間工事では、警備員自身の安全確保も大きな課題です。暗い中で車両に接触されないよう、次のような対策を徹底します。

  • 高輝度の反射材・LED装備で、自分の存在をはっきり示す
  • 車道に出すぎず、安全な立ち位置を保つ
  • スピードを出した車両に備え、退避できる場所を確認しておく
  • こまめな休憩・交代で、集中力の低下を防ぐ

周辺住民への配慮

夜間工事は、近隣住民にとって騒音や照明が気になる時間帯に行われます。 警備員は、工事車両のアイドリングや作業音への配慮を促したり、住民からの問い合わせに丁寧に対応したりする役割も担います。 夜間ならではの近隣への気配りが、トラブルの防止につながります。

夜間警備で警備会社を選ぶポイント

夜間工事の警備を依頼するなら、夜間対応の経験が豊富な警備会社を選ぶことが大切です。次の点を確認しましょう。

  • 夜間工事の実績があるか
  • LED装備や保安灯など、夜間用の資機材を十分に手配できるか
  • 交代要員を含めた人員を確保できるか
  • 夜間でも連絡が取れる体制があるか

夜間に強い警備会社であれば、視認性の確保や体制づくりも安心して任せられます。

安全な夜間工事のために

夜間工事を安全に進めるには、警備会社・施工会社・発注者の連携が欠かせません。 事前に現場の照明計画や規制方法を共有し、十分な装備と人員を確保することで、夜間特有のリスクを抑えられます。 「交通量が少ないから大丈夫」と油断せず、むしろ昼間以上に慎重な安全対策を講じることが、事故のない夜間工事につながります。 早めの相談と入念な準備が、安全と円滑な進行の両立を実現します。

夜間工事の警備に関するよくある質問

夜間工事の料金はどのくらい高くなりますか?

22時〜翌5時は深夜割増(25%以上)が適用され、夜勤手当が加わることもあります。 詳しくは「土日祝日の警備依頼|割増料金」もご覧ください。正確な費用は見積もりで確認しましょう。

夜間でも資格者の配置は必要ですか?

昼夜を問わず、国道や主要幹線道路など配置義務のある路線では、検定資格者の配置が必要です。 SAIZEN警備保障では有資格者が在籍していますので、夜間の配置義務現場にも対応できます。

夜間工事の警備は何名から依頼できますか?

1名から依頼可能ですが、長時間の夜間工事では交代のために複数名の配置が望ましいです。 また、片側交互通行では最低2名が必要です。現場の状況に応じて、適切な人数をご提案します。

資機材も夜間用に手配してもらえますか?

はい。LED矢印板や保安灯など、夜間に視認性を確保するための資機材もあわせて手配できます。警備員の配置とまとめてご依頼いただけますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

夜間工事の警備は昼間とは異なるリスクと注意点があります。 視認性の低下・ドライバーのスピード超過・警備員の体力消耗など、 夜間特有の課題に対応した適切な装備と人員配置が安全を守る鍵となります。

SAIZEN警備保障株式会社は、広島県内の夜間工事警備にも豊富な経験を持つ警備会社です。 夜間工事の警備についてご不明な点や費用のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

SAIZEN警備保障株式会社へのご相談・ご依頼

警備を依頼する › お問い合わせ ›
← 記事一覧に戻る